ものづくりは、楽しい。
私は、「ものづくりは、楽しい」と信じています。もし、ものづくりが苦しいものだったら、長続きしません。楽しいからこそ、製品を作り続けて、安定した利益が生まれるのだと信じています。
製品を作る技術、いわゆる「ものづくりの技術」は、過去何十年もの間、技術者や職人によって磨かれ高度な「技」になってきました。そして、いまもこの「ものづくりの技術」によって生み出された多くの製品が世の中にあふれ、日本の「ものづくり」は脈々と社会の中に息づいています。
一昔前、「ものづくりの技術」は、たとえば「他の追従を許さない高レベルの技術」であって、それを支える技術者、職人は誇りをもって製品をつくってきました。しかし、情報が早く伝わるようになった現代では、これまで手間暇をかけて育ててきた「ものづくりの技術」も、これまでよりも短い時間でまわりに追いつかれてしまうようになってきています。
「ものづくりの技術」は、利益を生み出す金の卵です。そこから、確実に利益を生み出すためのキーワードの一つが「品質」であると考えます。「品質」に焦点を当てて、「ものづくりの技術」にさらに磨きをかければ、必ずそこから利益が生まれ、「楽しく」ものづくりができるようになると信じています。
コロナ禍のさなか、受注減に見舞われている会社様も多いことと思いますが、ものを必要とする人がいる限り、ものづくりの技術が不要になることはありません。そして、ものづくりをするすべての人には、必ず「ものづくりの技術」があります。
これまで、私は金属製品の製造現場を実際に経験するとともに、そこにある「ものづくりの技術」に「品質」の観点を重ねることで、お客様に喜ばれる製品を製造できるようにすることを業務として取り組んで来ました。この経験を活かし、優れたものづくりの技術を更にレベルアップさせるためのお手伝いをさせて頂く所存です。
2021年8月18日
奥野技術士事務所
代表 奥野 利明
代表プロフィール
1968年生まれ
1993年 東京工業大学大学院修了(金属工学)、大手鉄鋼メーカー入社
2014年 技術士登録(金属部門、第82490号)
2021年 大手鉄鋼メーカー退社、技術士事務所開業